このサイトの開設秘話(悲話?)


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開設の背景 その1・後ろ向きな事情

「ヒカルの碁」のアニメ放映が終わり、連載も終わり、涙を飲んだ同志は多いことであろう。

しかし、「ヒカルの碁」終了によって、生活基盤(とくにフトコロ方面)を脅かされるほどの打撃をくらったのは、同志多しといえども、ここの管理人くらいではあるまいか。

かつて「ヒカルの碁こどもスクール」は、全国の傾きかけた多くの日本棋院支部の財政を救った。収入のほとんどが愛好家の席料(しかもシルバー料金やら月極会費やらでめちゃめちゃ安い)によるものである碁会所にとって、にわかに起こったこどもたちの囲碁ブームは、まさにひとすじの光明(平安のヒカアキにあらず)であった。

それなのに。
もはやブームは去り、碁会所へ足を運ぶこどもたちの数は激減。こどもスクールの廃止を検討中だという話もよく耳にする。それらの会話は「熱心なこどももいるし、初段までは面倒みましょう」で締めくくられることが多い。棋力ごとにわけられたクラスのうち、もうしっかり打てるこどもたちは卒業させ、規模を縮小して運営を継続しようという折衷案に、碁会所経営者の善良さを垣間見た気がする。

その余波は、ウチにもやってきた。
書き渋っていたわけではないが、管理人はヘボい碁を打つ。下手の横好きが高じ、普及指導員を手伝って、「ヒカルの碁こどもスクール」の土曜初段クラスを仕切っている。

ところが。

2005年3月をもって、初段クラスは廃止。

つまり
お役御免である。

不況の折、赤貧生活を少しだけうるおしていた収入のアテが、今まさに断たれようとしているのだ。あああああ…。



この我が家的オイルショックも今はだいぶ落ち着きを見せ、4月から土曜日をいかにして過ごすべきか、管理人はめずらしく真剣に考えてみた。

……あんまりおカネのかからない趣味ってないかなあ。

マイブーム。
もちろんアキヒカサイトめぐりである。
残念ながら、多くのサイトさんが閉鎖やジャンル変更をしてしまったが、まだまだステキなサイトさんがたくさん残っているのも事実だ。だから毎晩、更新チェックをしないと床につけない。
碁とサイトめぐりの他に、なんの趣味も思いつかないまま、数週間が過ぎていった。



開設の背景 その2・前向きな事情

その夜はとくに更新チェックに余念がなかった。
なぜなら、アキラさんの誕生日だったからだ。
たくさんのお祝い作品を見ることができて、9月20日以来、管理人は約3ヶ月ぶりに満腹感を味わった。
そんな幸せのさなか、ものすごいあたりくじが飛来してきた。

キリバン踏んじゃったよ

生まれてはじめての経験に、管理人は思わずデジカメを取り出し、その画面を背景に記念撮影してしまった。
うまく撮れなかったことが悔恨となって根づく、というおつりはきたものの、この喜びを損なうものではない。
さっそく作家さまにご報告だっ!

キリリク作品を書いてもらって、自分のサイトに誇らしく飾って、あわよくば相互リンクなんかしてもらっちゃったりしてv

そこで、ふと我に返った管理人は、とある事実に気がついた。

ワシ、サイト持ってない…。
ワープロと統計のソフトしか使ったことない…。
だめじゃん。

壮大な野望は、一瞬にして潰えた…………かに見えたが。

お役御免な土曜日に、ぴったりな過ごし方って、もしかしてこれか?

やめときゃいいのに、さっそく職場から大量の「ウラガミ」を持ち帰り、ボールペンを片手に小説執筆初体験としゃれこんだまではよかったのだが、書いた本人にも内容がわからない文章と、そこへ追い討ちをかけるキタナイ字に、3時間ほどでギブアップ。とりあえず「見た目重視」に切り替え、あまり得意ではないワープロソフトと格闘する方法に落ち着いた。なんとか、それらしく見えるかもしれない(あくまでも本人から見れば、の話)ものが何編か書き上がった。



開設当日 不本意な休日の有意義な衝動買い

4月頃にはサイト開設できるようにと、ドメインとやらも取得し、サーバーとも契約してみた。
小説かもしれないものを書き始めてから10日あまり。
こうして今日という日はやってきた。

今日、日本棋院八重洲囲碁センター(八重洲支店と呼んだりもする)で、段位認定大会が開催された。
毎月行われるこの大会は、5戦全勝すればタダで免状がもらえるという殺し文句で人々を魅了している。
1つでも負ければ半額は払わなければならない。
以前、4つは勝ったがラスボスに負けたことがある。その時の申請カードは、もうなくしてしまった。かまわない。半額とは言っても10万5千円也。払えません。
カネで免状は買わないという硬派なおっさんたちが圧倒的に多いなか、なんのポリシーも持たないが、貧乏を理由に管理人も久々に参戦。

さて、その結果は…? 知りたい方はこちらをどうぞ。



八重洲囲碁センターからの帰り道。
管理人の足は発作的に家電量販店へと向かっていた。
めざすはHP作成支援ソフト。
有名どころを購入し、さっそく使ってみた。

すげーな、これ。

こんな便利なものを考えて作ってしまうのだから、人類の英知もバカにできない。

10日間ほど、こっそりとタグとかいうものを勉強し、メモ帳などという未知なるアクセサリをひらいてみたものの、半角英数字だらけの画面のせいで老眼が進みそうで閉口した。

でも、これならいけるかもしれない。



というわけで。
4月ごろ開設予定だったこのサイトは、管理人のパソコン知識の欠如と衝動買いが引き起こした感動に起因して、見切り発車する運びとなった。

いわば  である。

かなり、なさけない。



ちなみに今のところ、キリバンを踏ませていただいたサイトさまから、リクエスト作品の展示許可も、リンクのお許しも、何ひとつもらっちゃいないときた。嗚呼、まさに勇み足。


                                            2005年1月9日  がびきゃ拝

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