Ｂ Philosophy of activity
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＜製品について＞ 縫製には、２００１年製の家庭用ジグザグミシンを使用しています。 縫いしろは、おもに三つ折り縫いで処理し、必要な部分のみ裁ち目をジグザグ縫いで処理してあります。 ギャザーとレースを多用するデザインの服を、家庭用ミシンを用いて素人が縫製していますので、ミシンの「押さえ」が左右に振れてしまい、しるしやしつけの通りには縫えません。 もちろん、最後の飾りミシンをかける時に修正して、仕上がり誤差をゼロに近づけていますから、外から見えるところは、十分にきれいです。 ただし、裏側の縫いしろは、ものすごいことになっています。 とくに、生地の表と裏の色が大きく違うプリント生地の場合、糸が、縫いしろを自由奔放に駆け巡っているかのような状態です。 でも、これは、外からは見えない部分です。 「わぁ、かわいい。これ、どうなってるの？」と、お友達にピラッとめくられてしまったら、ちょっと困りますが（苦笑）。 …………少し話はそれましたが、最初の縫い目が曲がってしまうのを前提に、修正用の縫いしろを多くとって、本縫いと飾りミシンの二重縫いをしていますので、とても丈夫にできています。 もちろん、洗濯機で洗っていただけます。 ＜お取引について＞ 別ジャンルの活動ですが、延べ１０００人を超える方々に通信販売を御利用いただいた実績があります。 郵便事故が１回あっただけで、お取引上のトラブル件数はゼロです。 取引金額が１００円～１３００円と、比較的低額だったこともあり、ゆうちょ銀行への先払いをお願いしていましたが、ＢＴＷＷの商品には１万円を超える高額なものもありますので、ネットショップでお買い求めくださる場合には、全品、代金後払いとさせていただきます。 お買い求めくださる方に信用していただくため、また、返品時のシステム処理の煩雑性を低減するためにも、代金を頂戴する前に商品を発送するシステムをとらせていただいております。 ＜デザインについて＞ 製作者のサイズは、トップス１５～１７号・ボトムス１１号です。 もともとハイパーデブ（苦笑）でしたが、障害のため下半身だけが縮んで、さらにバランスの悪い体型になってしまいました。 「たとえ１ｃｍでも標準体型に近く見せたい！」という製作者の魂の叫びが、ＢＴＷＷのデザインの原点です。 おなかまわりが気になる方、脚の形が気になる方、おしりよりも太もものほうが気になる方など、悩みの内容はひとそれぞれだと思います。 解決方法には、隠す方法と敢えて見せる方法の二通りが考えられますが、ＢＴＷＷでは、これらを併用しています。 ダイレクトな言葉遣いで恐縮ですが、「大きなヒップは天然パニエ。これを利用しない手はない」「デブの絶対領域は膝から膝下３ｃｍ。腓骨頭を見せれば吉」などの格言を勝手に作り、ひらひらふわふわなお洋服なのにスリムに見えるデザインを考えています。 着物ドレスの袖丈やスカート丈、パニエやスカートのギャザーの配分など、こだわりをもってデザインしています。 ぜひ一度、お試しくださいませ。 ＜チェアウォーカーさん向けの浴衣・浴衣ドレスについて＞ 頸髄損傷四肢麻痺の方や脳血管障害片麻痺の方が、ひとりで着られるような工夫はしていません。 車椅子をこぐ時に、袖がホイールにつかないデザインに改良しているだけです。 ……といいますのは、浴衣や浴衣ドレスは、普段着と違って、特別な時にしか着ないものだからです。 特別な日くらいは、誰かに手伝ってもらったっていいじゃん、とはお思いになりませんか？ ＢＴＷＷの商品は、チェアウォーカーさん仕様の浴衣や浴衣ドレスも含めて、あくまでも、お召しいただいた時の美しさや可愛らしさを最優先にデザインしています。 「障害者だから、こういうのしか着られない」といったマイナスな印象を払拭した、画期的な商品だと自負しております。 もちろん、お手洗いでの心配事に合わせて、二部式にお作りすることも可能です。病院や施設でトイレ動作訓練に携わる作業療法士が御相談に応じます。どうぞ御遠慮なく、お気軽にお問い合わせください。 ＊Ｃ８以下の頸損の方と、手指の機能に問題のない神経筋疾患の方には、ひとりで市販の浴衣（ほとんどの場合、二部式にする必要はありません）を着る方法をアドバイスさせていただきます。御気軽に御連絡ください。 ＊重い脳性麻痺の方の場合、直接お目にかかって身体機能や不随意運動の状態をチェックさせていただきませんと、どのようなデザインが望ましいか判断できませんので、当面のあいだ、対応を控えさせていただきます。どうぞ御了承くださいませ。 ＊チェアウォーカーさん仕様の浴衣・浴衣ドレスは、オーダーメイドで承っておりますが、市販の浴衣をリメイクした安価な浴衣ドレスも販売しております。 ＊リメイク浴衣ドレスのスカートは、すべてギャザースカートです。縫い目が坐骨結節や尾骨の高さにこないようにデザインしてありますが、完全な褥瘡対策にはなっていませんので、お気をつけください。 |