出張の実態 大公開!(前編)
お戻りの際は窓を閉じてください
職業柄、出張が多い。
一年中いつでも、いろんなところへ出かけるが、とくに、6月下旬〜7月上旬・9月下旬〜10月上旬・1月〜3月は、職場の同業者が一斉に全国行脚に旅立つ。
日々、日本全国の同業者に「うちの顧客を、おたくの病院で実習させてもらえませんかねえ」と営業をかけまくり、承諾してくれたところへ顧客を送り込む。
一箇所の病院で受け入れてくれる顧客の数は、1人か2人。
近場の病院だけではおさまるわけがない。
我々の食指は全国へと伸びていく。
しかも、全員を同時に旅立たせる必要があるので、顧客たちの様子を見に行く時期は、当然かさなる。
そんなわけで、上記の時期になると、職場の同業者6人が、日本中を駆け回るのだ。
自分で営業をかけたところには自分で行くのがスジなので、がびは、たいてい「新幹線+乗り換え1回+タクシー」で行けるところを中心に狙っている。←だってラクだもん
冬の全国行脚は、とくに忙しい。
2週間くらいのあいだに、日帰り5件・泊まり2件、もしくは、日帰り3件・泊まり3件というのがオーソドックスなパターンである。
前述の通り、新幹線移動の出張が多い。
ところが。
つい最近、飛行機での出張が2回続いた。
場所は、佐賀県と富山県。
いずれも、同僚からの依頼によって、今回、がびが出向くことになったところなので、どんな場所なのか、まったくわからない。
大急ぎで調べましたわよ。
観光名所とか名物とか。
温泉はあるかとか。
だってほら、ご当地をヨイショするのも大事なシゴトだし。←嘘くさい
……コホン。
ええーっと。
どんな観光地があるのかなあ。
わくわく。←ほら、やっぱし嘘じゃん
まずは佐賀。
佐賀といえば吉野ヶ里。
熱気球の祭典。
佐賀牛も有名だ。
それから、肥前佐賀の一膳残しとか。←これはあんまり関係ないか
福岡空港から電車で一時間もかからないということがわかったので、太宰府にも行くべきだと旅程を変更。
1月18日の昼頃、福岡空港着。
夕方、出張先を訪問。
1月19日は吉野ヶ里歴史公園を散策。
そのあと、博多&天神で買い物。
1月20日は太宰府天満宮と国立博物館へ。
ちょうど、伊藤若冲展をやってるそうだし。
夜の飛行機で羽田に帰ってこよう、うん、そうしよう。
……実働1時間弱。
いったい、どこが出張なんだか。←いつものことだけど
観光の予定が立ったところで、飛行機を予約。
ここでビッグニュースが舞い込んできた。
おがひかの美麗イラストでお馴染みのサイト(CTAと勝手に略す)のサイトマスターM女史に、福岡観光に連れていってもらえることになったのだ。
M女史のお宅の近くのビジホを予約して、熱い夜を過ごす(違)約束も取りつけた。
こいつは楽しみだぜぃ!
さて、出張当日。
もちろん、前日は徹夜だ。
朝早い出発なのだが、早起きできる自信が、まったくないからだ。
たいへん大人気ない理由で恥ずかしい。
羽田へのアクセス悪すぎな東京の山岳地帯から、バスに乗って、えっちらおっちら空港へ。
バスのなかでは、当然のように爆睡。
ほっぺたによだれのオプションつきだ。←恥
東京ばななを買って、いざ、福岡空港へ。
飛行機でも、もちろん爆睡。
この時点で、すでに4時間の睡眠時間を確保している。
まさに予定通り。
じゃるの担当さんと駅員さんの華麗なる連携プレーで、あっというまに出張先付近のビジホに到着。
フロントのお兄さんとタクシーの運転手さんの見事なファインプレーで、これまた、あっというまに出張先に到着。
ひとりでうろうろしてると、みんな親切だ。
出張先の同業者と話をして、そこでお世話になっている顧客と話をして、ミッションクリア。←早
さあ、あとは観光だ。
翌日。
見事な晴天に恵まれながらも、寒風吹きすさぶ吉野ヶ里へ。
公園内では、3.2号機から、レンタルの3号機(ヘンな言い方だな)に乗り換えて、快適に散策。
弥生時代の遺跡だが、建っているのは復元した建物。
レプリカといえばそれまでだが、そのぶん、さわり放題だし、建物のなかにも入り放題なのがおもしろい。
だが、ここで大油断。
3号機(注:レンタル)は電動なので、手をジョイスティック(コントロールレバー)の上に乗せっぱなしだ。
2時間ほど、うろうろした結果。
がび、思いっきり手袋焼け。
右手の甲の先っちょ半分だけ、日に焼けちまいました。
えらくかっちょわるい。
冬だからと思ってナメてました。
九州は陽射しが強いらしいってことを学習した一日だった。←手遅れ
その後、JRで博多へ行き、駅の名店街と天神の地下街を徘徊。
ガイドブックに載っていたカフェで、うまうまなスイーツも堪能。
腹もくちたし、そろそろチェックインするかー……と、その日の宿へ。
そこで、超サプライズ!
フロントの姉さんが「お荷物が届いています」と言って、小包を差し出すではないか。
誰? 誰? 誰?
差出人欄を見ても、お名前に心当たりがない。
だが、住所を見て……「あっ」と思い当たる。
ほんわか99%・ぴりり1%なヒカ碁小説(がび的感想)でお馴染みのサイト(OIZと勝手に略す)のサイトマスターさんS女史だ。
彼女なら、某チャットを通して、がびが今日ここに泊まることはご存知のはず。
でも、なんで、がびの日本名まで知ってんだぁ?
答えは、同封のお手紙に書いてあった。
拙本「灰姑娘」の美麗表紙絵を描いてくださったM女史に訊いてくださったとのこと。
クレジットカードで宿泊費を支払う都合上(このへんのフトコロ事情は日記参照)、通称の中国名では予約できない。
S女史は、わざわざホテルに問い合わせて、「がびきゃ(←ここはホントは中国名)っていう人、予約してますか?」って、訊いてくださったらしい。
いやあ〜、ありがとうございました。
お礼は後日、改めて。←早くしろよ
いただいた九州銘菓2種は、1月24日現在、あらかた、とーちゃんの胃におさめられてしまいました。
部屋に入って、いつも通わせていただいている某チャットへ。
カキコだけしようと思ったら、なぜか常連さんが複数いて、楽しくお話しちゃいました。
家からだいぶ離れたところなのに、いつも通りのおしゃべりができて、ちっとも寂しくないですな。
そして22時15分。
ご近所にお住まいのM女史が夜襲をかけてくださった。
プリンとシュークリームとコーヒーの差し入れつきで。
……ダイエット中なんですけど。←成果は見られない←いやいやこれからさ
さらに驚くべきことに。
超・超・超美麗おがたん(人間)のイラストをいただいてしまった!!!
ちょうど今、CTA(勝手に略)のトップ絵に飾られているので、ぜひご覧いただきたい。
その絵の彩色前の原画……つまり肉筆画を、頂戴してしまったのだ!
色っぺえし、妖艶だし、なにより人間だし。←え?
すげえ。
すげえよ。
そんなわけで、返礼にもならないが、おがたん好きなM女史にプレゼントすべく、おがたん配色の花碁石の製作に取り掛かる。
……何度も言うが、出張である。
なんで、ビーズセット持ち歩いてるかな、がび。
しかも、ペンチ2本とハサミまで。
せっかくだから、新デザインを作ろうと、あーでもないこーでもない……と、編んだりほどいたりを繰り返して、ようやく完成したのが午前3時。
作品名は「ふくおが」。
我ながら素晴らしい名前をつけたもんだと自画自賛。←がびさん、あんた間違ってます
人工キャッツアイで碁石の周囲をかこみ、表側は花型スワロフスキーで三つ葉をデザイン。
裏側は、スワロとチェコビーズで、蜘蛛の巣のような編み込み模様。
色は、もちろん白を基調に、青と黄色を少々。
さりげなく、おがたんの髪の色を意識して、ベージュも使ってみた。
完成した我が作品を見て思ったこと。
三つ葉より、四つ葉のほうが、バランスがよかったかも。
でも、おがたんには、「幸せになりたいと願って、四つ葉のクローバーを探しまわり、かつ何事も一所懸命努力するようなキャラ」じゃなくて、「テキトーに流していながら、うまい具合に世の中を渡っていくようなキャラ」でいてほしい。
そういう意味では、幸せの四つ葉のクローバーではなく、今ひとつたりない三つ葉でもいいかな、と。
ふくおがの「おがたん配色バージョン」は、M女史への捧げ物という限定品(そんなたいしたモンじゃないけどさ)だが、別の配色や四つ葉のバージョンは、今後、花碁石のページに載るかもしれない。
気長に進捗状況を見守ってやってください。
さて、話を戻そう。
翌日は、M女史にクルマを出してもらって、福岡市内&太宰府観光。
話を戻すとかなんとか言っておいてなんだが、後編へ続きますだ。
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